実物の鍵でWebサービスを操作できるHackey by Cerevo

ネット接続が可能な家電を開発している株式会社Cerevoは、2015年3月16日にWebサービスと連携することができる鍵スイッチ「Hackey(ハッキー)」を開発中であると発表しました。
「Hackey」は手のひらサイズのコンパクトなキースイッチで、様々なWebサービスと連携させて操作することが可能となっています。
IFTTT(イフト)に対応していて、実物の鍵を操作することでWebサービスを操作できるというこれまでにない家電商品です。

一例として離れた場所にいる人に安否情報を伝えるという使い方が紹介されています。
子どもが帰宅して「Hackey」の鍵をひねると、会社にいる親に帰宅を知らせてくれるので、子どもの安否確認に活躍します。
鍵スイッチは言わばWebサービスを操作するためのトリガーの役割を担っていて、実物の鍵を操作することで仮想世界のWebサービスを操作するというのは面白いアイディアですね。
2015年夏頃に発売される予定で、価格は90ドル前後を予定しているとのことです。

「Hackey」が一般に広く普及すれば、鍵っ子の意味がちょっと変わってくるかもしれませんね。
バイスに鍵を差し込んでお父さんお母さんに帰ってきたことを伝える、そんな時代がもうすぐそこまで来ています。